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About
埼玉県川口市の鋳造用木型をつくる町工場で活動しているオイテコです。
木型は裏方の存在なので、見たことがないという方も多いのではないでしょうか。木型屋ならではのものづくりができたら、人々に知ってもらえる良い機会になり、地域の産業をもっと身近に感じてもらえるのではないかと考えました。また、直接人の手に取ってもらえるもの、暮らしのなかで人に寄り添うものもつくりたいという思いもあって、工場にある端材や工作機械を活用してものづくりを始めました。
「おいてこい」という鋳造用語があります。木型が鋳型から抜き出せない形状のとき、型の一部を鋳型の中に残して(おいて)、それを後で取り出す仕組み、またはその部分を指します。熟練の職人から生まれるこのような知恵と工夫を大切にしたいという思いから、オイテコと名付けました。長い時間をかけて受け継がれてきた技術、ものづくりの心を大切にしながら、これからも制作を続けていきたいと思っています。
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